普段からリモートワークをしていると、仕事場所のほんとどが家かカフェ、コワーキングスペースだろう。
「ちょっと家飽きたなー。」「たまには変わった場所で仕事したいなー。」と思っている方に全力でオススメしたい場所がある。
スカイスパ横浜だ。
横浜駅から徒歩3分の場所にある、入浴施設だ。
サウナー(サウナを愛する人々の総称)にとっては割と知られている場所だが、ここがリモートワークにも最適であるということは意外に知られてはないのではないだろうか。
考え抜かれたサウナと本場のアウフグース
まず嬉しいのがアメニティの豊富さ。
タオルはもちろん、アカスリタオル、ボディーソープやシャンブー、歯ブラシ、化粧水、乳液、ドライヤー、館内着など全て無料なので、手ぶらで行っても困らない。
お風呂は炭酸泉や寝湯、バイブラ湯、水風呂など全部で5種類。
これだけでも十分楽しめるが、スカイスパ横浜のメインは何と言ってもサウナ。
サウナは2種類。
塩サウナとフィンランド式ドライサウナ。
塩サウナは入ると塩が積まれており、その塩を体に塗って楽しむサウナだ。
一般的に塩サウナは結構温度が低く、サウナとしては微妙なところが多いのだが、ここは温度も湿度も塩サウナの割には高く、しっかりサウナとしても楽しめる。
そんな塩サウナで身体をすべすべにして向かうのは本命のフィンランドサウナ。
フィンランドサウナの中はかなり広く30名ほど入れる広さだ。
中にはサウナストーンが高く積まれたサウナストーブが2台。テレビ、時計すらもないという豪腕本格派だ。
広さに負けず、しっかり温度と湿度を保てるようになっている。温度は90~100度で湿度は40%ほど。高さはもちろん、座る場所によって体感温度が結構変わるのも面白い。
サウナ内には大きな窓がついており、昼と夜でサウナの雰囲気も変わるので是非、昼夜両方を経験して欲しい。
このサウナだけでも素晴らしいのだが、サウナのもう一つの楽しみがロウリュウ、別名アウフグースだ。
「ロウリュ」とは、サウナストーブにアロマを含んだ水をかけることで蒸気を発生させ、タオルで仰ぐパフォーマンスにより、香りと心地よい熱風を送り一気に発汗を促す、サウナの本場フィンランドのサウナ・プログラムのことです。ドイツでは「アウフグース」と呼ばれており、マイナスイオンを含んだ熱気が新陳代謝を促進し、身体の活性化に役立ちます。また、ジワジワと身体の芯から暖められますので、大量に発汗することができ、身体内の老廃物を取り除くことができます。
このアウフグースが男性は1日11回、女性は7回もあるのだ。
これだけやっていれば、どの時間に言っても少なくとも1回、丸1日いれば3回でも4回でもアウフグースを楽しむことができる。スカイスパのアウフグースはサウナの本場ドイツまで視察に行って、学んだ技法を取り入れているというこだわりよう。
これだけで終わらないのがスカイスパ横浜。
男性のみにはなるが11回のうち3回はアウフグースがさらにパワーアップした「エクストラ・アウフグース」になるのだ。
通常のアウフグースとの違いは4点。
- 本場同様、エクストラ・アウフグース中は途中入室禁止。
- もう一つはエクストラ・アウフグース後のスペシャルドリンクサービス。
- サウナストーンに水をかける回数が通常2回が3回
- 2回目からサウナストーンに水だけでなく氷もかける。
このエクストラ・アウフグースが最高だった。
アロマ水をサウナストーブにかけるのは3度。かなりの量の水をかけている。
2度目からは水だけでなく、氷をサウナストーブに乗っけている。これも本場流なのだろうか。
アロマ水をかけた後に熱波師がタオルを仰ぐ。
タオルを頭の上で回し、下から回し、最後に一人一人に熱波を送ってくれる。
(熱波師によって、水をかける量やタオルの仰ぎ方がかなり異なっていて、人によってサウナ内の熱の高まり方が全然変わる。)
これによりサウナ内に溜まった熱を持った蒸気が一気に体に突きつけられる。どんどん熱くなるサウナ内に少しずつ人が出て行く。初めは20名ほどいた人も最後の3ターン目が終わると6名ほどに。
サウナの後に入る水風呂も
「あ〜、分かってるー!」
と言わざるを得ない。
決して水深は深くないのだが、しっかりと冷えている。その温度14度。
ちょうどいい。
16度を超えるとヌルく感じてしまうし、シングルと呼ばれる一桁台の水風呂もいいのだが、冷たすぎず、なんだかんだちょうどいいのが13~14度だと思っている、自分にとってはベストの水温。
また水風呂から足先だけを出せる作りになっているのも素晴らしい。どうしても足先が冷えやすく、長く水風呂に浸かっていると足先だけが冷えてしまい、ととのいにくくなってしまう。
ととのう:サウナと水風呂を繰り返し、休憩しているときに訪れる快楽。リラックス状態の極限。
そして水風呂の後は冷水器で水分補給をしてととのいベンチへ。
このサウナから冷水器、ベンチへの導線も完璧。どこに移動するにもコンパクトで無駄が一切がない。
こうしてストレスなくベンチに腰掛け、横浜の港を眺めながらととのう。
これぞ、至福。
ととのった後は飯だ。
ご飯のクオリティーも高く、メニューも豊富。
スカイスパ横浜は飯もうまい。
サウナで自律神経バッキバキに整っており、味覚はじめ感覚が研ぎ澄まされているのもあるが、それを抜きにしてもうまいし、メニューも豊富だ。
まずはスカイスパ名物キムチチゲ。
新大久保よりも、本場韓国食べるよりもここのチゲがうまいと言う人もいる一品だ。
辛さは通常、1辛、2辛、3辛から選べる。今回は1辛をオーダー。キムチと唐辛子の辛さがちょうどよく、旨味もしっかりと感じられる。
チゲを頼んだら〆のうどんか雑炊を追加でオーダーできる。
雑炊をオーダーしたが、キッチンで卵を追加し、再度熱々の状態で運ばれてくる。
もちろん美味い。
別の日にはカツカレーをチョイス。
スパイスの効いた欧風カレーにサクサクの衣をまとったカツ。
最高。
食事もお酒のメニューも豊富なので、何度行っても飽きない。
毎回新しいのを試そうとは思っても、ここに来ると大概はキムチチゲをオーダーしてしまうのだがw
コワーキングスペースとしてだけでも運営できちゃうクオリティの高さ
さて、ここからは仕事。
スカイスパ横浜にはコワーキングスペースが併設されている。
追加料金はなし、予約も不要で誰でも利用できる。
レストランと併設されたスペースから、
カウンターで仕事専用スペースも。
こんな感じにコタツ型の場所もあれば、
オンラインmtgに最適な個別ブースに、
ホワイトボードのついたmtgスペースまで!このmtgスペースは予約制なので、使いたい人は事前予約を。
コワーキングと謳っているだけあって、wifi完備はもちろん、全席で充電可能!流れているBGMの音が静かなのも嬉しいポイント。
これであれば何時間いても、オンラインmtgがあっても困らない。
これだけサウナも楽しめて、ご飯も美味しくて、仕事も集中できて、丸1日(8時から22:00まで滞在可能)いて2,450円。土日は同じ金額で5時間までの滞在なので圧倒的に平日がお得。サウナもコワーキングスペースも混んでないし。
さらに事前チケットを使えば入浴料+ドリンク1杯で2,100円ともう破格です。
是非SKYSPA横浜でのリモートワークお試しアレ。
【DATA】
店名:スカイスパ YOKOHAMA(セコンド)
住所: 横浜市西区高島2-19-12 スカイビル14F
電話: 045-461-1126
営業時間: 24時間営業・年中無休(※浴室は8:30-10:30の間は利用不可)
店名:スカイスパ YOKOHAMA(セコンド)
住所: 横浜市西区高島2-19-12 スカイビル14F
電話: 045-461-1126
営業時間: 24時間営業・年中無休(※浴室は8:30-10:30の間は利用不可)
【PRICE】
一般入浴:2,450円
2時間入浴:2,050円
1時間入浴:1,450円
早朝入浴:1,850円
宿泊(男性):4,800円
宿泊(女性):4,400円