自分も嫁もサウナが大好きだ。
大体週に2〜3回は行っている。ちょっと疲労がたまってきたり、体調が悪かったり、イライラしててもサウナに入れば大抵の事は良くなる。
日本一の水風呂がある「サウナしきじ」
そんなサウナーであれば一度は必ず訪れたいのがサウナの聖地 「サウナしきじ」。場所は静岡駅から4kmほど離れたところにあるため、車で訪れるのが良い。2年ほど前にその存在を知り、去年初めて訪れた。
数多くのサウナーや著名人もしきじに訪れている。
一度訪れて以来、そのクオリティーの高さに感動し、静岡にある嫁の実家に行った帰りにしきじに寄るのが定番化している。最近ではしきじを目的に出かけるほどだ。
ここがサウナの聖地と呼ばれる所以は「水風呂」だ。
より正確に言うと水の質だ。
質が良いゆえに水風呂に使われている水が飲めるのだ。天井から滝のように水が流れ落ちており、そのまま手ですくい飲める。実際に大きなペットボトルを持って持ち帰る人がいるほどだ。
この表を見て欲しい。
市販で売っている水よりミネラルが豊富なのだ。数値を見ただけでもその凄さを実感するが、入ってみるとこれまたすごい。
めちゃめちゃ水が柔らかいのだ。水に角がなく、めちゃめちゃ肌に馴染む。水風呂に入ると身体が水に包まれていく。包まれていくどころか、水と一体になっていくのだ。普通の水風呂ではこんな感覚は味わえない。(水が硬い、柔らかいだの、角があるだの何言ってんだコイツ、と思う人もいるだろうがとにかくしきじの水は最高なのだ。)
浸かっただけでもその凄さに驚くが、もし浸かっただけで水風呂の凄さが体感できなかったら水風呂から出た時の髪の毛を触ってみて欲しい。
驚くほどてゅるんてゅるんなのだ。ツルンツルンを超えててゅるんてゅるん、リンスやトリートメントをつけたのとは一線を画す、オーガニックのてゅるんてゅるん。これ以上は言葉で表せないのでいますぐしきじの水風呂に飛び込んで欲しい。必ずや共感するので。
しきじでしか味わえない2種類のサウナ
もちろん、水風呂だけではなくサウナも最高だ。
しきじには二種類のサウナがある。
フィンランド式サウナと薬草サウナとだ。
フィンランド式サウナは110℃と一般的なサウナよりも高めに設定されている。一般的なドライサウナの温度は80~90℃ほど。湿度計がついておらずわからないのだが、一般的なドライサウナと同じく10%ほどだと思う。
このフィンランド式サウナでも十分ヤバイのだが、薬草サウナはそれ以上にヤバイ。フィンランド式サウナの方が利用者は多かったが個人的には断トツで薬草サウナの方がタイプだ。
薬草サウナは本場韓国から取り寄せられた10種類以上の漢方が調合されたが使用されている。この匂いが独特でクセになる。この漢方もここでしか味わえないのだが、この薬草サウナの魅力はなんといっても湿度。他のサウナに比べて圧倒的に湿度が高い。その湿度70%。温度は60℃とそれほど高くないのだが、湿度が高いので体感温度がめちゃめちゃ熱い。入ってすぐに汗が噴き出してくる。6分ほどでもうこれ以上いられないほど汗だくに。
さらにスチームが噴き出すタイミングでは、自分が動くと周りの熱波が伝わり痛さを感じるほど。
このサウナを出て至極の水風呂に入るというループが最高。いつものサウナだと大体5ループだが、しきじのサウナは一回の時間が短いので、そこまで体に負担なく、サウナと水風呂をループできる。この日は12ループもしてしまった。
完全に整った！！
しきじの浴場には休憩スペースが用意されてるのもいい。背もたれ付きの椅子が3脚と寝そべれるサイズの椅子が2つと足踏みが浴場の真ん中にあり、休憩できるのだ。
とにかくしきじは水風呂とサウナのループが最高なのだが、細かな気遣いも嬉しい。
入場料だけで着替えとバスタオルが付いてくる。それとは別にフェイスタオルとボディタオルは何枚でも使用できるように置いてある。アメニティも充実で使い捨て歯ブラシ、歯磨き粉、髭剃り、かかとすり、シャンプーブラシまで浴場内に置いてある。
2階は仮眠スペースと休憩室があり、そこでご飯も食べられる。
今回は早朝に訪問したため、ご飯は食べれなかったが、しきじはご飯も美味しいらしい。
しきじに来るためだけにここまで来るだけの価値がある。それほどにしきじは魅力的だ。
ただ、もししきじに行くなら別のサウナに何度か行ってからしきじに行くことをお勧めしたい。その方が圧倒的な違いを体感し、感動できるからだ。
【入浴料】
・男性
平日 1,400円
土曜、日曜、祭日 1,600円
メンズ・タイムサービス 毎日 朝6時～9時 夕方5時～深夜2時まで 900円
・女性
女性入浴料 900円
レディース・エコ・サービス 平日 500円 （1時間入浴）
・深夜宿泊料金
深夜2時～翌朝10時まで
月～金 1,400円
土曜、日曜、祭日 1,600円
【DATA】
サウナしきじ
サウナしきじ
