今日はなんだか、パエリヤが食べたい気分。
高尾から少しだけ足を延ばして、京王八王子駅にやってきた。
今日の目的地はここ。駅から徒歩3分ほどの、スペイン料理屋さん。大きなスペイン国旗が目印。
金曜日の夜は予約でいっぱいになる人気店で、予め電話して向かう。
「厨房の目の前のカウンターになっちゃうから、少し暑いかもしれない。それでも良いですか？」と気遣ってくれた。
階段を下りて、地下のお店へと入る。
カウンター数席とテーブル数席のちいさな店内には、いい香りがいっぱいに広がっている。
「★の付いたメニューはすぐにお出しできます」とのことで、スペインビールと一緒に頼んだのはチョリソー。
腸詰め（チョリソー）
チョリソーというと辛いイメージがあるが、これは全く辛くない。
付け合せにイチジクが出てくるあたりが、すごくいい。
ムール貝の白ワイン蒸し
本日のオススメから頼んだのは、ムール貝の白ワイン蒸し。
大好きで、メニューにあれば必ずと言っていいほど頼む。
驚いたのは、実の大きさとプリッと感。
よくありがちな、びっくりするほど小さく乾いた実なんてことはない。
レモンが効いていて、とても爽やかな一品。塩辛さもない。
この日訪れた猛暑のような夏日にはこれまたピッタリ。
地鶏の鳥肝のアヒージョ
メニューには、「砂肝とレバーの炒め物」と書いてあったが、鶏もも肉もはいっていた。
鶏もも肉はブリンッとしていて、レバーも臭くない。砂肝は、知っている食感とはちょっと違っう。それぞれの食感のコントラストが楽しい。
一度で三度も美味しいくて、ビールが進むこのメニューは、とってもオススメ。
子羊肉のオーブン焼
ああ、これも絶対に食べてほしい。
肉の臭みは全くなくて、噛みごたえがある、肉肉しいお肉。油がないからタンパクでヘルシーなんだけど、ジューシー。添えられている、ローズマリー風味のガーリックマヨネーズ付けたら、もっと美味しくなっちゃうから、止まらない、止まらない。
イカスミ入りパエジャ
さてさて、いよいよメインのパエジャ。
店名の通り、バレンシア地方の料理を出すお店。バレンシア地方名物のうさぎ肉の入ったパエジャもあって、迷いに迷ったけれど、今日はコレ！
濃厚なイカスミで炊き上げた真っ黒なパエジャ。
一面黒いもんだから、写真撮影に悪戦苦闘。
黒さ故に見た目の華やかさはないけれど、旨みたっぷりでめちゃくちゃ美味しい。
お米が旨味を吸ってふっくら炊き上がっていて、お決まりのおコゲもバッチリ。
具材は、イカも白身も入っているんだけれど、イカはプリプリだし、白身は超ふっくら！これって多分スゴイ。
おコゲを一生懸命に取って、ひと粒残さずたいらげました。
ご馳走様でした。
八王子駅でスペイン料理なら、ここで決まり！
【Today’s Order】
腸詰め（チョリソー）870円
ムール貝の白ワイン蒸し 850円
地鶏の鳥肝のアヒージョ 650円
子羊肉のオーブン焼 1290円
イカスミ入りパエジャ 一人前1490円
【DATA】
EL VALENCIANO（エルバレンシアーノ）
住所：〒192-0046 東京都八王子市明神町4−２−１０ 八厚ビル
営業時間：18:00～22:30
定休日：日曜日
電話：042-642-3160
