『H.U.R.T.100』2019年大会のサポート記録(マノア/ハワイ)

あけましておめでとうございます。

気持ちの良い天気で、絶好のトレーニング日和が続いたお正月は、残念ながら年末帰省のお土産でもらってきた風邪のために、寝正月と化しました。

昨年の今頃を振り返ってみると、ハワイで行われる100マイル(160km)レース「HURT100」に向けて、新年のお祝いムードも早々に、禁酒期間に入っていたことを思い出します。

HURT100は日本から出場される方が多いのですが、加えて、ペーサーやサポートとして今年もたくさんの方が同行されると思います。
私ももちろんサポートとして帯同し、レンタカーで3つのエイドステーションを24時間かけてグルグルと回りました。

出場される方は、ダンナの【レースレポート】HURT100 2019〜エントリーから事前準備、レース当日まで〜を読んでいただければ、レースに向けた準備やレース内容がよくわかると思いますが、サポートされる方もサポート情報を色々知りたいと思う方が多いはず。

そこで今回は、サポートされる方のために、各エイドのマップや、注意事項、もしかしたら役立つかもしれない情報をまとめておきたいと思います。

 

 

Nature Center(ネイチャーセンター)

・レース前日ブリーフィング場所
・レースのスタート/ゴール地点
・4ループ目からのペーサー合流地点

ここ、ネイチャーセンターは、ワイキキの夜景を望むスポットとして有名なタンタラスの丘近くにあります。
前日のレースエントリーと説明のためのブリーフィング場所として、レースのスタートとゴール、4ループ目からのペーサー合流地点と、レース全ての起点となる場所です。

レース前日。ネイチャーセンター横の広場でのブリーフィングの様子

ネイチャーセンター奥のトレールコース手前の橋に並ぶ選手たち。スタート時の様子

ネイチャーセンターエイドに入ってくる選手。水、スポーツドリンク、氷、コーヒー、各種ご飯類も充実

ネイチャーセンター入り口の道路。ネイチャーセンターは右手奥。トイレや水場も完備

 

【Hawaii Nature Centerのマップ】

Google Mapリンクはこちら:https://goo.gl/maps/LoCm22FLrTT2ccXw5

 

【パーキングエリアについて】

レース前日とレース中は、車の多さやゲートクローズのため、Hawaii Nature Center近くまでは車で入ることはできません。そのため、ほとんどの方がMakiki Arboretum Trail(マキキ・アーボリータム・トレイル)というハイキングコースのスタート地点にある10車両程度が停められる無料駐車場に車を停めます。その駐車場も満車の場合には、駐車場手前の道路の路肩に路駐します。路駐する場合には、車の車輪がラインの内側に入らないように停めることを忘れずに!
駐車場からネイチャーセンターの家屋までは、徒歩で約3分ほどです。

Makiki Arboretum TrailパーキングエリアのMapはこちら:https://goo.gl/maps/tPGdbMdQACVbXMgj7

 

【最寄りのコンビニについて】

ネイチャーパークの近くには、食べ物や飲み物を調達できるコンビニやマーケットはありません。もっとも近くて、車で約10分のところにセブンイレブンがあります。さほど所要時間が変わらない場所に、あと2つ、セブンイレブンがあります。

その中でも私がもっとも利用したコンビニが、ネイチャーセンターの次のエイドステーションであるパラダイスパークに向かう方向にあるセブンイレブン。ハイウェイを越える事もないので、渋滞に巻き込まれる事もありません。レンタカーでサポートされる方は、きっと何度もお世話になると思います。

セブンイレブンのMapはこちら:https://goo.gl/maps/CXLL5d2Z4uYkKrhB9

 

Paradise Park(パラダイスパーク)

・カリビアンに模したエイドステーションがお祭り騒ぎのような楽しいスポット
・サポートクルーもアクセス可能

パラダイスパークのエイドステーションがあるのは、自然を楽しむ観光スポットとして人気があるマノアの滝のパーキングエリアです。レース開始直後の第2エイドのタイミングでは、まだこのパラダイスパークにはサポーターの出入りは禁止とされています。そのため、私がこのパラダースパークに到着したのは、午前11時ごろ。周回2周目に入ったトップ選手たちがゾロゾロとやってくる頃です。

パーキングエリアに入るにあたっては、パーキングエリアに入る手前の係員のところでHURT100のサポートである旨を伝えて駐車料金5$を払い、サポートの証明証となる紙を受け取ります。その紙を車のダッシュボードに置いておくor入り口で都度係員に見せれば、レース期間中は何度でもパーキングエリアの出入りが可能です。

パラダイスパークエイドステーションの全貌

写真左手が水分補給、中央が食糧補給、右手前が休憩場所になっていて、水分補給スペースの奥に見えるブルーシートで覆われたテントの中に、各選手が預けていたドロップバックが並べられています。サポートの方は、ここから自身がサポートする選手のドロップバックを探してピックアップして待機し、ベンチあたりで補給サポートをしました。

仮設トイレは、ここから10メートルほど行った、駐車場の奥にあります。

パラダイスパークのメニューボード。驚くべき充実度

充実しているだけでなく、とても美味しそうなご飯がずらり

車の案内をする、イケてるジャック・スパロウお兄さん

計測係のお二人も、もちろんカリビアン風♪

 

【Paradise Parkのマップ】

Google Mapリンクはこちら:https://goo.gl/maps/rhpdzq8tsGGRoDeo6

 

 

Nuʼuanu(ヌアヌ)

・もっともアクセスしづらく、車でしか向かえないエイドステーション
2020年度大会はサポートのアクセス不可地点に
・サポートのアクセス不可に伴い、ぺーサーであればLift、Uber、Taxiのみでのアクセス

ダンナが出走した2019年大会は、サポートクルーのアクセスはOKだったのですが、このブログ記事執筆にあたって改めてHURT100のWebサイトを見てみると、2020年大会はNuʼuanuエイドステーションへサポートクルーのアクセスは不可になっていました。
ここでは、選手やペーサーの方のために、記録として残しておきます。

パラダイスパークの1/3くらいのスペースのコンパクトなヌアヌエイドステーションの食糧提供と休憩場所

ヌアヌのヌアヌエイドステーションの記録場所とドロップバック保管場所

ヌアヌのエイドステーションは、とてもアクセスしづらく、わかりにく場所にあります。そのため、多くのサポートクルーもここにはほぼ来ないようです。
選手は、写真の左手前から登ってきます。赤いテントが、記録地点、その裏の白いカーテン奥がドロップバック保管場所です。ここで係りの方に選手番号を告げて、ドロップバックを受け取ります。

ドロップバック保管テントの奥に仮設トイレが設置されていました。

左から、水分補給、中央がスナック類の補給、右側が温かいメニューの補給場所

サポートが少ない分、ボランティアのかたが積極的に選手の補給サポートをしてくれます。

ヌアヌで提供される温かいメニュー一覧

用意されている補給食はスナック類も多い印象

Nuʼuanuのトレードマーク

Nuʼuanuで迎えた朝日

ヌアヌ・パリ・ドライブからの美しい景色

 

【Nuʼuanuのマップ】

Google Mapリンクはこちら:https://goo.gl/maps/m6KFB5dsKKizwMiv8

第2エイドステーションのパラダイスパークからは、車で約20分です。ルナリロ・フリーウェイからパリ・ハイウェイを北上してルルマフの滝に向かうLulumahu Trail(ルルマフトレイル)の入り口を大きくUターンするかたちでヌアヌ・パリ・ドライブに入り、しばらく車を走らせるとJudd Trail(ジャド・トレイル)の入り口があり、その入り口がNuʼuanuのエイドステーション担っています。ここにはパーキングエリアはなく、路上駐車のみです。

 

 

ワイキキで補給食(日本のおにぎり)の調達におすすめの「IYASUME(いやす夢)」

 
 
 
 
 
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今日は近場で軽くにしました。 #いやすめ #iyasume #スパムむすび

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ハワイはABCマートやコンビニで手軽にスパムむすびなどを購入できますが、お米はパサパサなこともあったり、スパムは油の多さが気になったりと、レースに出走する選手の補給食には正直なところ不向き。そのため、当日朝の補給食を調達すべく前日夜に向かったのは、ワイキキ中心部にあるおむすび専門店「IYASUME(いやす夢)」です。

一個あたり2〜3$と、日本で買うおにぎりに比べると少し高いですが、クオリティは◎

ひと昔前までは、シーサイドアベニューに小さなお店が1店舗だった記憶ですが、どうやら最近は4店舗もあるようです。
補給食を現地調達する場合には、宿泊場所近くのIYASUMEで、ぜひ。

店舗の案内はHPからどーぞ:http://www.tonsuke.com/omusubiya.html

 

サポートクルーは、選手が来るのを今か今かと待っているのに、選手のエイドステーション滞在期間は一瞬。長い時間のサポートをするクルーも、なにかと体力勝負。
最後に、そんなサポーターの休憩におすすめのレストランも簡単にご紹介しておきます。

 

絶品リブアイロコモコとパンケーキ「YogurStory」

プライムリブアイロコモコと、紫色のウベパンケーキはマストオーダーの一品です。

村田家的には、ロコモコ、パンケーキともに、オアフ島ナンバーワンのおすすめのレストラン。2019年のはじめまでは、定休日もあり、営業時間も短い店舗だったのですが、2020年1月現在は、7:30am-10pmまで毎日オープンしているので、かなり使い勝手も良いと思います。

ネイチャーセンターからは、車で約10分、パラダイスパークからは車で約20分です。

詳しくはこちらの記事でも紹介しています:オアフ島で一番におすすめしたいパンケーキとロコモコ。アラモアナ近くの『Yogur Story(ヨーグルストーリー)』(ハワイ/ホノルル)

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2020年のHURT100まで、いよいよ2週間を切りましたね。

常夏のハワイも、冬かつ雨季に突入していますが、極寒の日本を抜け出せるだけで最高です!!
選手のみなさん、ペーサーやサポートのみなさん、楽しんできてください✨

レースについてもっと詳しく知りたい方、選手の方は、ダンナの【レースレポート】HURT100 2019〜エントリーから事前準備、レース当日まで〜もあわせてどーぞ。